天然水の「非加熱方式」と「加熱方式」の違いとは?
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天然水には「非加熱方式」と「加熱方式」の2種類がある
水道の水は、殺菌処理をするために塩素を使っていることはみなさんご存知だと思います。塩素は、水道水の安全性のためには必要なものですが、蛇口から出た時点での残留塩素は1mg/L以下(水道法水質管理項目の目標値)だということなので、気になる方も多いのではないでしょうか。
ウォーターサーバーなどで飲めるナチュラルミネラルウォーター(天然水)は、塩素消毒をしていません。別の方法で殺菌処理をしているのですが、その方法には「非加熱方式」と「加熱方式」があります。違いは文字の通り、殺菌のために「熱」を使っているかどうか、です。
加熱方式
その名の通り、天然水を加熱して殺菌処理をしています。代表的な水はフレシャスなど。
非加熱方式
熱殺菌をしないで、フィルターを使って物理的に除菌処理をしています。代表的な水はプレミアムウォーターなど。
加熱方式と非加熱方式はどちらがいいのでしょうか。その特徴を見てみましょう。
「非加熱方式」のメリットとデメリット
●メリット
・「自然のまま」という良いイメージがある。
加熱により栄養成分が変化することなく、自然な状態を保てる、天然水のおいしさに影響すると言われている「溶存酸素」を維持することができるなど、熱を加えない方がなんとなくいいような気がしますよね。
●デメリット
・フィルターの維持コストがかかる。
・品質管理が難しい(製造途中で品質をチェックすることができない)。
「加熱方式」のメリットとデメリット
●メリット
・非加熱方式に比べて維持コストが安い。
・品質管理が比較的容易(製造途中でも品質チェックが可能なので、非加熱方式よりも高いレベルで管理できる)。
●デメリット
・加熱することで栄養分が変化するイメージがある。
野菜などを調理すると水溶性ビタミンなどが流れ出てしまって栄養価は低くなるのでそのイメージがありますが、水に含まれるミネラル分は熱による影響を受けないものがほとんどなので、加熱しても栄養成分は変わりません。
また、加熱しても溶存酸素がなくなったりするわけではないので、これはあくまでもイメージですね。
結局どっちがいいの?
なんとなく、加熱しない方が自然そのままの味でおいしいというようなイメージを持ちがちですが、科学的には「非加熱だからおいしい」という根拠は発表されていません。また、加熱すると栄養成分が壊れてしまうのではないかと思われがちですが、加熱によって栄養成分が失われていることもありません。
一番気になるのは殺菌の部分ですが、非加熱方式でも加熱方式でも、各メーカーで万全の管理体制のもの製造されているはずなので、どちらを選んでも品質に問題はありません。
どちらかを選ばなくてはならない場面になったら、「より自然に近いもの」がいいか、「より高いレベルで品質管理されているもの」がいいかが選択のポイントになります。自分の好みやこだわりで選んでみてはいかがでしょうか。
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